オフィスホワイトニングの特徴と手順
歯の黄ばみや着色汚れが気になっているのなら、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングがおすすめです。オフィスホワイトニングを受けるメリットとしては、高い濃度の医薬品や専用機器を扱うことにより高い漂白効果が望めることです。この方法は、短い時間で確実に歯を白くすることが期待できます。デメリットは、強力な薬剤を使用するため、施術時に痛みを感じることがあることです。しかし、最近では痛みを軽減するための技術も発達していますので、痛みに関するデメリットはなくなりつつあります。
目次
即効性に優れたオフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、即効性に優れた治療です。来院時には歯科医との問診を行い、口腔内の状態を確認します。基本的にはその日にできる施術ですが、歯の状態によっては、すぐにホワイトニングができない場合もあります。すぐに治療ができないケースとしては、歯にひび割れがあったり、重度の虫歯があることなどが挙げられます。これは、ホワイトニングを行うことで痛みを強く感じることがあるためです。虫歯や歯周病などがあるときは、まず治療を終えてからホワイトニングを行うことが推奨されます。
オフィスホワイトニングの担当医について
美容歯科や審美歯科での歯科治療は、原則として歯科医が担当します。しかし美容歯科・審美歯科において補助的なことや、オフィスホワイトニングなどについては、歯科衛生士が担当するケースが多くなっています。美容歯科・審美歯科でのオフィスホワイトニングは、今では一般的な歯を白くする治療方法です。高濃度の漂白剤である過酸化水素を気になる歯の表面へ塗り、レーザーやライトを照射していきます。歯を削る治療ではありませんから、歯科衛生士が担当する事も可能です。
ホワイトニングの施工手順
ホワイトニングの施術手順としては、まず開口器具の装着をします。装着後、施術を行う歯に付着した汚れを落とします。これは、歯石やヤニが多い場合、ホワイトニングの施術をしても、しっかりと効果が出にくいからです。次に、歯茎へ薬剤が付着するのを防ぐために保護材を塗布します。そこまで準備が済んだら薬剤を歯に塗布して、ホワイトニングをしていきます。それから、専用のライトを照射することで歯を白くします。歯科医院のシステムや機材によっても異なりますが、15分程度のライトを当てます。高い効果を期待したいなら、1回のみではなく、2回から3回程、この工程を繰り返していきます。
定期的に行うことが大切
オフィスホワイトニングは治療を受けたその日に、歯が白くなったと感じる人もいますが、定期的なホワイトニングを行うことで、良い状態を維持しやすくなります。施術回数や、自然に見える色合いについても相談することができます。オフィスホワイトニングに用いるよりも弱い薬で、少しずつ歯を白くするホームホワイトニングもありますので、用途に合わせて利用されてはいかがでしょうか。