美容歯科や審美矯正の治療方法
美容歯科や審美矯正は、歯の美しさの向上に重点を置きながら、健やかな口腔内の維持と改善までも目的としている治療です。
美容歯科・審美矯正での専門的な治療によって、歯や口元のコンプレックスを取り除くことができるので、自信に溢れた笑顔を得られます。
この記事では、美容歯科・審美矯正で実際におこなわれる治療方法についてまとめています。
治療方法の種類を知り、自身に合った美容歯科・審美矯正で健やかな口腔内を目指しましょう。
目次
ホワイトニングによる治療
美容歯科・審美矯正でおこなう治療には、手軽に白い歯を目指せるホワイトニング治療があります。
キラキラ・ツヤツヤの綺麗な歯に生まれ変わることが出来ますので、芸能人やモデルなどの多くの著名人もおこなっている治療のひとつです。
セラミッククラウンによる治療
虫歯治療のために歯を削って保険適用の銀歯をかぶせている場合、かぶせてある銀歯を一度外し、自身の歯に合った自然な色合いに加工されたセラミッククラウンを使用します。
セラミック素材を使用しナチュラルな色合いに変えることで、審美性を損なうことなく白い歯を手に入れることが可能です。
審美性がより一層高いと人気を博しているオールセラミッククラウンは、主に陶器でできていますので、元々ある歯とは見分けが付かないほど自然で美しい仕上がりです。
さらに汚れがつきにくい特徴があり、長く使用しても色が変わらないというメリットもあります。
ラミネートベニアによる治療
話をする時や笑った時に人目につきやすい前歯は、色の変色や歯の隙間をコンプレックスに感じている人は少なくありません。
そうしたコンプレックスの解消には、ラミネートベニアを用いた治療が向いています。
この治療は歯の表面部分をわずかに削り、そこへ合成樹脂やセラミックの箔などを貼り付けることで白い歯を実現します。
ラミネートベニアは、多少歯を削ることにはなりますが、他の治療と比較すると削る量が少ない治療方法であるため、短期間でキレイな前歯を手に入れたいのであれば、適した治療だといえるでしょう。
ハイブリッドセラミックによる治療
前歯には、ハイブリッドセラミックを使用する治療方法もあります。
ハイブリッドセラミックとは、セラミック粒子をプラスチックによって固めて作った素材です。
しかし、この素材は4年から5年ほど経過すると変色を起こす可能性があり、注意が必要です。変色が少なく強度にも優れているのは、メタルボンドという素材なので、希望される場合は医師に相談してみましょう。
まとめ
美容歯科や審美矯正は見た目の美しさ、つまり審美性だけを重視しているわけではなく、長い目で見た場合、かみ合わせを含めた、歯を健やかに保つことも重要です。
本当に美しく輝く口元は、健康の上に成り立つものであるという考えのもと、全身の健康に欠かせない口腔内の環境まで考えた上で、自身の希望も含めて、適切な歯科治療を進めることが大切です。
