美容歯科や審美歯科の治療の最中に気をつけるべきこと
目次
治療途中での内容の変更や中止
治療の途中で治療方法を変えたり、中断したりする場合、それが正しいときとそうではないときがあります。
審美歯科や美容歯科の治療によって、歯をより美しくしたいという場合、現在までの治療で積み重ねてきたことを台無しにするようなことはしないほうがいいでしょう。
たとえその主張が受け入れられたとしても、担当する医師には負荷がかかるため、治療の質に大きな影響を及ぼします。
最終的に、治療方法を変更しないほうが良かったということがあっても、歯の状態を以前の状態に戻すことは難しいといえるでしょう。
患者が治療方法の変更を希望する理由は、医師と認識が食い違っていたり、気持ちが変化したりすることが挙げられます。
具体的な治療例について予め知っておくことで、気持ちが変わっても踏みとどまることができるようになります。
治療途中での転院
審美歯科や美容歯科で治療を受けている途中での転院は、特別な事情が存在しない限り、控えたほうが賢明と言えるでしょう。
医師であれば誰でも一定の技術力を持っていますが、その技術力が最大限に発揮されるのは、全ての過程を自ら治療した場合です。
他の病院の医師が治療していた患者を途中から引き受けると、現在まで受けた治療について把握するのに多くの時間や労力を費やすことになります。
それによって医師の判断に誤りが生じることもあり、治療がスムーズに進まない恐れもあります。
患者が不満を言ったとしても結果が覆らないことが多いですので、治療が完了するまで同じ医師から治療を受けることが極めて大切です。
治療途中での方針変換
審美歯科や美容歯科の医師が治療方針を決め、それに沿って進めているときに治療方針の転換を提案することも、望ましいことではありません。
経験や実績を積み重ねてきた医師は、一種の芸術作品を創作しているような気分になります。
患者の歯がより一層美しくなっていく様子を見ていると、治療に対するモチベーションが上がるのです。
しかし、患者が突然方針の転換を希望すると、事態は変わります。今まで治療してきた結果を否定されているような感覚になるため、治療に対するモチベーションが低下する恐れがあります。
また、方針転換をするということは、治療を一からやり直すことになりますので、莫大な時間を要することになってしまいます。
まとめ
美容歯科や審美歯科で受けている治療の効果を存分に発揮させるには、歯のセルフケアも大変重要なものとなります。
歯をより美しくする治療は、健康な歯だからこそスムーズに進めることができますので、スケジュール通りに治療を進められるようにセルフケアにも気を配りながら日常生活を送りましょう。